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☆FAQ通信☆2025年7月号

Updated: Jul 9

2025年7月8日 ☀️34°(猛暑)


交換日記を更新していない間に、たくさんのイベントに参加しました!2023年後半から最新の活動までをまとめてお届けします☆


その1 FAQ? ZINE「性、生、そして抵抗」vol.1を発行〜!


BUG陸路(スピルオーバー#1)展の企画で、ZINEを発行しました。寄稿にはFAQ?運営の小宮とカナエに加え、近藤銀河さん、浜崎史菜さん、Yun Hyejeongさん(翻訳に石川賀之さん)、渡辺志桜里さんをむかえています。また「読絵会」として、鄭梨愛さん、長谷川新さんと富山妙子さんの絵画を「読む」会を収録しました。購入者が参加できるプロフィール帳、日記ページ付き。Hand Saw Pressでのリソグラフ製です。

Photo by Yuki Moriya
Photo by Yuki Moriya

展覧会のほか、これまでNOISY ZINE&BOOKフェアなどにて販売してきました。現在は、CITYLIGHT BOOKさんにて販売中。

また寄稿者の渡辺志桜里さんが参加する「ニュー・ユートピア──わたしたちがつくる新しい生態系」展に関連して、弘前れんが倉庫美術館でも販売中。

2025年7月12日(土),13(日)開催のMOKOO もく@BONUS TRACKなどにも少部数、出展予定です。ぜひお手にとってご覧ください〜!



その2 Tokyo Art Beat 20周年特集にて北原恵さんと対談しました!


「アート・アクティビズム」「アジアの女性身体はいかに描かれたか 視覚表象と戦争の記憶」など、ジェンダー、フェミニズム、ナショナリズムの観点からアートを読み解いてきたパイオニアである北原恵さんとの貴重で大ボリュームの数時間を収めた座談会です。編集・モデレーターは福島夏子さん。




その3 CYBERFEMINISM INDEX WEEK!

CYBERFEMINISM INDEXの編者Mindy Seu(ミンディ・セウ)さんの来日に合わせ、TOKYO ART BOOK FAIR 2023@東京都現代美術館にてレクチャーパフォーマンス、ラウンドテーブルのイベント「CYBERFEMINISM INDEX クィアとフェミニズムにおけるサイバー空間と物理空間の交差」を主催しました。



また、同日に北千住BuoYにて、CYBERFEMINISM INDEX GATHERINGと称し、アフターイベントも開催。日本での有志によるクィア・フェミニズムの実践やアート、ZINEの展示、eeteeさんによる「サイボーグ・フェミニズム」をインスピレーションとしたフードのサーブが行われました。どちらもたくさんの方々に集まっていただき、これまでのCYBER FEMINISMの豊かさを知るとともに、新たなCYBER FEMINISMの実践をつくっていくことの重要性を共有できたイベントでした。


CYBERFEMINISM INDEX GATHERINGに出展いただいた有志のアーティストは以下の皆さん(順不同) :今井しほか、ayaka ura、female artists meeting、渡辺志桜里、MIRA新伝統、Lea Embeli、近藤銀河、知里、Decolonized Futures、eetee、小宮りさ麻吏奈、MES、FAQ?


ZINE、アーカイブ:Red Stocking、繁殖する庭、multiple spirits、i+med(ie)a、Queers Palestine(WAIFU)、Weeb Theory by Jamie Sutcliffe & Petra Szeman、桃会、NEON BOOK CLUB、われらはすでに共にある/反トランス差別ZINE、シモーヌ(特集インターネットとフェミニズム)イトーターリ《自画像》、Shu Lea Cheang《I.K.U》 、FAQ? exchange journal


STAFF:Finn、Alissa、Takeru



その4 Cantando Bajito: Chorus展(ニューヨーク)へのリモート出展♪


CYBERFEMINISM INDEXイベントを経て、ミンディ・セウさんがキュレーションメンバーをつとめる「Cantando Bajito: Chorus」展@Ford Foundationに観客参加型の交換日記、プロフ帳で参加しました!

リモートでの参加となりましたが、会期中にたくさんの日記が集まりました。マルスピ(Multiple Spirits)のメンバー、丸山美香さんが参加するコレクティブMai Lingなども出展し、性暴力や女性の身体についての抵抗の形を提示するアーティストたちの展覧会でした。



そのほかにも、「UKI」上映イベントにてシュー・リー・チェンさんとの対談、「Stilllive Studies」にて溝口彰子さん、小林勇輝さんとトーク、カルチュラルスタディーズでの「Dear Tari」上映と山上千恵子さん、山岡さ希子さんとの対談など、数々のクィア〜 フェミニズム〜アートをつなぐ歴史や活動をひもとく機会にめぐりあいました。



最新情報☆


そして現在、小宮りさ麻吏奈がトーチで連載・完結したマンガデビュー作、「線場のひと」(リイド社)上下巻単行本が発売中です。

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また個展「クリーンライフ」が新宿 WHITEHOUSEにて7月27日まで開催中!小宮がこれまで継続してきた細胞培養、とくに培養肉研究を核としたインスタレーションです。会場では作品に関連したカクテルを飲むこともできます。

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また同時に、カナエのアーティストデュオMES 個展「カイ/KA-I」もGallery&Restaurant 舞台裏にて7月27日(日)まで開催中! 養豚場を舞台にした家畜と人間の支配をめぐる写真とインスタレーションです。「カイ/KA-I」では作品に関連して21日に豚肉を食すイベント、27日にFAQ?ZINE寄稿者でもあるアーティスト・渡辺志桜里さんとのトークを予定しています。

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両展覧会では異なるアプローチながら、同時期に偶然にも共通した人間と動物、リプロダクティブ、種に関するテーマを扱っています。ぜひご覧ください。



おわりに☆

これまでオファーをくれた皆さんご参加くださった皆さんありがとうございます☆☆ささやかな投稿がたくさんの活動とむすびついて、クィアやフェミニズムの面白さ、たしかな存在を感じています。今年も後半はFAQ?として面白そうなイベントに参加できそうです。レイシズムやセクシズムが横行し、ザラザラとしたバックラッシュが感じられる世の中ですが、その時々の関心や疑問、違和感の発信を続けていけたらと思います。FAQ?にできること、ありましたらいつでもご連絡お待ちしています。 faq.circle@gmail.com 



⅞ FAQ? 



 
 
 

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